EEE会議(謹賀新年).......................................................................040101

皆様

新年おめでとうございます。

益々お元気で、無事ご越年のこととお慶び申し上げます。昨年は、一方ならぬご厚情を賜りまして、誠にありがとうございました。改めて心から御礼を申し上げます。

さて、ご承知のように、本年は、日露戦争開戦100周年に当たります。考えてみますと、日本は明治維新から日露開戦までは極めて順調に発展し続けましたが、この戦争での勝利で慢心が生じたためか、その後国際政治上で孤立し破滅の道を辿りました。いま再び日本は、内外ともに厳しい環境に置かれていますが、過去100年の歴史の教訓を反芻しつつ、民族の英知を結集して、新たな発展の道を切り拓かねばなりません。エネルギー安全保障の確保は、そのための大前提であると思います。

及ばずながら、当EEE会議も、そのような方向で少しでも有益な貢献をなし得るよう、精一杯努力して参りたいと考えております。なにとぞ引き続きよろしくご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

年頭にあたり、皆様の一層のご健康とご繁栄を祈念いたします。

2004年元旦

EEE会議代表                                              金子熊夫