第15回講演・研究会(4月26日、講師:野村茂雄氏)のお知らせ


皆様

我が国の最初の再処理工場(旧動燃)が東海村で運転を開始してからはや
27年になりますが、いよいよ2年後には年間再処理能力800トンの大型再処
理工場が青森県六ヶ所村で運転を開始する予定です。この工場が予定通り
無事に稼動すれば、我が国の核燃料サイクル計画も一つの大きな山場を越え
たことになるでしょう。私事ながら、27年前の東海再処理工場運転問題やほぼ
同時期の英仏再処理委託問題に関する日米原子力交渉を外務省の主管課長
として直接担当し、種々の苦労を体験した小生にとっても、誠に感慨無量なもの
があります。

しかしながら、現実には、そういった感傷を許さないほど国内外の再処理、プルト
ニウム利用を巡る状況は厳しい試練に晒されつづけております。現在の難局を
乗り切るためには、国内の関係者は今一度原点に立ち戻り、当面する諸問題
を冷静に再吟味し、さらに将来についてもできるだけはっきりした展望を持つ
必要があると存じます。

そうした趣旨で、第14回講演・研究会(3/24  講師:菊池三郎JNC特別技術参与)
に続き、第15回講演・研究会では、再処理問題の現状と将来展望に焦点を絞って
議論を進めたいと考えております。今回の講師には、長年JNCで再処理技術開
発の最前線で活躍しておられる東海事業所の野村副所長をお招きしており、
現行PUREX法以外の新しい再処理技術等についてお話をいただけるものと
期待しております。

つきましては、新年度早々、GW直前のご多忙の時期ですが、万障お繰り合わ
せの上出席され、議論に参加してくださいますようお願い申し上げます。

                 記

1.日時: 2004年4月26日(月) 14:00〜16:00
2.場所: (財)原子力発電技術機構(NUPEC)   会議室
          港区虎ノ門4-1-8 虎ノ門4丁目MTビル7階
          Tel: 4512-2518 (担当: 小池広行氏)
3.講師: 野村 茂雄氏
          核燃料サイクル開発機構
          東海事業所 副所長
          環境保全・研究開発センター長
          兼リスクコミュニケーション研究班長
4.演題: 「新しい再処理技術の開発と展望」


追って、ご出席希望者は、4月15日(木)までに、下記のフォーマットにより
お申し込みください。


いつものように、特別会員は無料ですが、一般会員の方々には、当日
参加費として2,000円をお支払いいただきますので、予めご承知おき
下さい。非会員は原則として参加できません。



(以下をcopy & pasteして、kkaneko@eeecom.jpあてに送信してください。)
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EEE会議主催第15回講演・研究会(4月26日、講師:野村茂雄氏)に出席を
希望します。

ご氏名:.

会員の種類:特別個人会員、特別法人会員、一般会員 (該当しないものを削除)

ご所属・肩書き(前職も適宜):

Email address:

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