GNEP関係特別シンポジウム


米国原子力戦略の転換と我が国への影響・対応策


 〜グローバル核エネルギー・パートナーシップ(GNEP)等 米国原子力政策の行方と
   我が国の対応、新エネルギー戦略〜



日時:  2006年7月13日(木)11:00〜17:00
会場:  日本自転車会館 (1F)ホール
      東京都港区赤坂1−9−3 TEL.03−3582−3322

開催にあたって─────────────────────────────────

 去る2月6日、米国ブッシュ政権は新たな原子力開発推進の国際的な枠組みとして 「グローバル核エ
ネルギーパートナーシップ」(GNEP)を発表しました。これは、1977年カーター政権が打ち出した再処
理・リサイクル放棄政策の29年ぶりの大転換であり、パートナー国へは核保有国(米・英・仏・露・中)に我
が国を加えた6カ国を想定し、核燃料サイクル技術の確立を図ると共に、その他の原子力発電国に対し
ては、濃縮、再処理技術開発の放棄を前提に核燃料を供給する、という意欲的な構想であります。
 特に、我が国がパートナー国の一員に受け入れられたことは、如何に我が国が原子力の平和利用に
徹して開発を進めてきたか、我が国の政策、実績が高く評価されたことを意味するものであります。
 しかしながら、濃縮ウランよりも濃縮技術、再処理技術そのものを得ようとする国が後を絶たない今日
の国際情勢下において、果たして米国の思惑通り、世界各国が受け入れるかどうか、IAEA構想等、
様々な動きが顕在化する中、今後の展開には目が離せません。特に、具体化に伴い、我が国は何が 
できるのか、我が国の果たす役割等、十分に見極めておく必要があります。
 そこで、今回は、米国新原子力戦略GNEPの我が国への影響の極めて大なる状況を踏まえて、改め
て、GNEP新戦略の全貌、関連する国際的な動き、我が国の具体的な対応策のあり方等について十
分に理解を深めて頂くことを主眼に下記内容にて特別シンポジウムを開催致します。
 

∞∞∞ プログラム ∞∞∞


 11:00−12:00   基調講演−1 国際的視点から   金子 熊夫氏 (外交評論家)
       
 12:00−13:00   昼食・休憩 

 13:00−14:00   基調講演−2 国内的視点から   秋元 勇巳氏 (三菱マテリアル竃シ誉顧問)  

 14:15−15:30   パネル討論− 提起された諸課題−1

 15:40−17:00   パネル討論− 提起された諸課題−2

 
司会:          中村 政雄氏  科学ジャーナリスト         
パネリスト: 
             秋元 勇巳氏 (財)日本原子力文化振興財団理事長
             金子 熊夫氏 外交評論家 エネルギー戦略研究会会長 
             鈴木 達治郎氏 東京大学公共政策大学院 客員教授
             水元 伸一氏 経済産業省 資源エネルギー庁 原子力政策課 国際原子力企画官



申し込み先:   日 本 原 子 力 情 報 セ ン タ ー
           〒105-0001 東京都港区虎ノ門2−6−10
          TEL.03(3580)8851戟@FAX.03(3580)1305
          メールアドレス :info@jnic.co.jp