Subject: EEE会議(広島WMD会議のご案内)
Date: Thu, 9 Jan 2003 20:40:36 +0900
From: "kkaneko" <kkaneko@eagle.ocn.ne.jp>

各位

イラク、北朝鮮問題をきっかけに、核兵器等の大量破壊兵器(WMD)に関する関
心が高まっている折、2月11日(火)広島で、この問題に関する国際会議が
開催されます。 主催は、核戦争防止国際医師会議(The International
Physicians for the Prevention of Nuclear War=IPPNW)の日本支部(広島医
師会内)で、実は小生は同支部の特別顧問を務めており、講演者の1人にも
なっております。ご関心のある方は是非ご来場いただきたく、ご案内申し上げ
ます。
草々
金子熊夫拝
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「大量破壊兵器の廃絶:核兵器、生物・化学兵器」についての
公開フォーラム
Forum on the Abolition of Weapons of Mass Destruction:
Nuclear, Biological and Chemical Weapons

東西冷戦が終わり、核戦争の危機は遠のいたかのようにみえ
るが核の脅威はますます高まっているのが実情である。約5千
発の核兵器が今なお臨戦態勢であるうえに、ロシアの核兵器
体系の管理は10年以上に及んで杜撰な状態であると言われ
ている。

国際情勢を一層不安定にしたのが、9・11事件である。テロリ
ストが核兵器を手にしても不思議ではない現況下、地球の多く
の場所でテロによる無差別攻撃が毎日起きている。一方、唯一
の超大国となった米国は一国主義のもと、核兵器による先制
攻撃も辞さぬ構えを「核体制見直し」に明記するに至り、「悪の
枢軸」と見なすイラク等に対して着々と攻撃準備を進めている。

日本の隣国であり、核疑惑国であった朝鮮民主主義人民共和
国(北朝鮮)は自国の核開発計画を認め、ブッシュ政権と危険な
駆け引きに出ている。北朝鮮の核開発は日本にとって大きな
脅威であるのはむろんのこと、北東アジア地域の安定を著しく
脅かす。

広島・長崎以来58年間使えない兵器とされていた核兵器が、
実際に使われる危険性が非常に高くなっている。核兵器は一旦
使われれば、世界のどのような医療をもってしても犠牲者を有意
義に救済することはできない。核兵器を始めとする大量破壊兵器
がもたらす大惨事を回避するために、この問題に対する一般市
民の関心を喚起し、各国政府が大量破壊兵器を廃棄する方向へ
と向かうことを願いフォーラムを開催する。

日時 2003年2月11日(火) 14時〜17時
場所 広島平和記念資料館(東館地下1階 メモリアルホール) 
(通訳付 入場無料)
主催 核戦争防止国際医師会議(IPPNW)日本支部 
共催 広島市・(財)広島平和文化センター
後援 広島県医師会・広島市医師会

問い合わせ 広島県医師会内 IPPNW日本支部事務局
電話     082-232-7211 (内線 523)      
電子メール jppnw@hiroshima.med.or.jp

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特別講演:   ロナルド・マッコイ(IPPNW会長)
  梅林宏道(NPO法人 ピースデポ代表)
   金子熊夫(IPPNW日本支部特別顧問)

シンポジウム:横路謙次郎(IPPNW理事)
         柳田実郎(IPPNW日本支部)
         井上知子(IPPNW日本支部学生代表、
               広島大学医学部5年)
  カナダ医学生    

                          以上