Subject: EEE会議(Re:ベトナムの原子力計画と日本の対応)
Date: Fri, 17 Jan 2003 12:52:46 +0900
From: "金子 熊夫" <kkaneko@eagle.ocn.ne.jp>

各位

ベトナムの原子力計画と日本の対応に関する拙稿(1月16日付け電気新聞掲載)に対
し、益田恭尚氏(エネルギー問題に発言する会)から次のメールをいただきました。
ご参考まで。 関連メールをどしどしお寄せください。
金子熊夫 
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全く同感であります。
日本は日本株式会社と揶揄された時代もありましたが、
それが逆効果になっているのでしょうか?

日本のメーカーも20年近く前から輸出の努力を開始しました。
当時中国には10年20年先を見て相当力をいれました。
その時からフランス、ドイツは大統領を始め国を挙げて応援しているのに
日本は殆どなにもしてもらえないというのが実感でした。
日本の原子力発電所がコスト高になる点については当時からの反省事項で
それなりの努力はしてきました。
しかし、それは商談が始まってからのこと、それ以前の問題の方が多いように感じま
す。
台湾へのABWRプラントの輸出に際しましても、東芝・日立とGE社の関係もありました
が、
とても日本の力だけでは輸出は難しい状況で、
GE社が頭になり、東芝・日立は機器供給者の立場で、
プラント建設に参加していることはご承知の通りです。

ベトナムも早くからPR努力は続けておりますが、
ご指摘のような問題もありなかなか難しいようです。

益田恭尚
藤沢市辻堂4-9-53
takmasudajp@ybb.ne.jp