Subject: EEE会議(Re:対ロ非核化支援計画)
Date: Mon, 20 Jan 2003 13:05:24 +0900
From: "金子 熊夫" <kkaneko@eagle.ocn.ne.jp>
To: <Undisclosed-Recipient:;@m-kg202p.ocn.ne.jp>

各位

わが国の対ソ(ロ)非核化支援計画に関連して、援助の「ひも付き」の問題が提起され
ましたが、これについて次のメールをいただきました。ご参考まで。
金子熊夫
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2−3日前の匿名希望氏の次のコメントについて申し上げます。

"木村先生の怒りに同感です。IAEAのプロジェクトでも、特別供出金につき、日
本はひも付き条件を求めていないと聞きます。理由はわかりません。最近、米国やフ
ランスは条件を付けているそうです。"

IAEAなどへの国際機関への特別供出金にひもが付くと、活動の中立性が損なわれ困っ
たことになります。国際機関の運営はその長に任されている訳ですから、他のコント
ロールは排除すべきです。確かにIAEAへの特別拠出もある国はその国の航空会社を使
うようになどうるさく言う話はあります。日本はそんなけちなことは言わず、お行儀
は良いのです。しかし日本もお金を出して、そのお金でコストフリー専門家を派遣す
るのも、ケースによっては、一種のひも付きですね。なお対ロ支援のようなバイの国
際協力は別の考え方がありましょう。

大井 昇
(エネルギー問題に発言する会)