Subject: EEE会議(核と原子力の危機管理:特別講演会のご案内)
Date: Tue, 4 Feb 2003 10:34:16 +0900
From: "kkaneko" <kkaneko@eagle.ocn.ne.jp>

各位

イラク、北朝鮮問題が相変わらず紛糾しておりますが、その関連で国際核査察
(nuclear inspection)や原子力危機管理に対する関心が高まっております。 原子力
平和利用と軍事利用を区別するための国際核査察とは一体どんなものなのか、どこに
限界や欠陥があるのか?(限界や欠陥があるからこそイラク、北朝鮮問題が起こって
いるとも言えましょう。) 他方、9.11をきっかけにして、核テロの危険性がク
ローズアップされ、原子力発電所などの防護(核物質防護)も問題視されるように
なっております。原子力大国でありながら、我が国では従来、核査察や核物質防護の
実態はあまり一般には理解されていないのではないかと思われます。

こうした一連の問題に関する緊急特別講演会「北朝鮮核問題の今後の展開見通しと危
機管理、 テロ・核物質防護対策」が、近く開催されます。手前味噌で甚だ恐縮です
が、小生も講師の一人になっております。プログラムの概要は以下のとおりです。

ご関心のある方は、委細添付ファイルにてご了知の上、主催者(日本原子力情報セン
ター Email:info@jnic.co.jp)までお申込みください。なお、このご
案内は、一部の方々にはダブっているかもしれませんが、悪しからずご了承くださ
い。
金子熊夫

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<緊急特別講演会>
「北朝鮮核問題の今後の展開見通しと危機管理, テロ・核物質防護対策」

   開催日時: 2003年2月20日(木曜日) 10:00〜17:00
   会 場 : 日本自転車会館3号館(1F)ホール
          東京都港区赤坂1−9−3 TEL.(03)3582−3311
(代)

◆ プ ロ グ ラ ム ◆

10:00−11:30 1.北朝鮮核問題の今後の展開見通し
         エネルギー環境外交研究会 会長 外交評論家    金子 熊
夫氏
(昼食休憩) 
12:20−13:50 2.最近の情勢を踏まえたこれからの危機管理のあり方
         帝京大学 教授 東京都 参与(防災担当)     志方
 俊之氏
(休 憩)    元)防衛庁 陸上自衛隊 北部方面総監

14:00−15:25 3.核物質防護対策について
         財団法人核物質管理センター 専務理事       栗原
 弘善氏
(休 憩)
15:35−17:00 4.原子力施設のテロ対策について
         日本原子力防護システム株式会社 代表取締役社長 笛木 謙右




主催: 日 本 原 子 力 情 報 セ ン タ ー
〒105−0001 東京都港区虎ノ門2−6−10 TEL.(03)3580−8851
E−mail:info@jnic.co.jp(申込専用)