Subject: Re: EEE会議(訪米ご報告と23日の非公式会合について)
Date: Wed, 23 Apr 2003 23:05:30 +0900
From: "IWATA, Shuichi" <iwata@race.u-tokyo.ac.jp>
To: "kkaneko" <kkaneko@eagle.ocn.ne.jp>

岩田です。本日は先約の出張があり失礼いたしました。

At 17:46 03/04/21 +0900, you wrote:
>各位殿
>
>春暖の候、益々ご清栄のことと拝察し、大慶に存じ上げます。
>
>さて、小生は4月初めから訪米し、昨日予定通り帰国いたしました。
>まず4月8−10日は、サンフランシスコ近郊のリバーモアで、ローレンス・リバー
>モア国立研究所主催により開催された国際会議「『アトムズ・フォー・ピース』から
>50年」("Atoms for Peace After 50 Years: Challenges and Opportunities")に出
>席しました。全米各界から一流の専門家、研究者が多数出席したこの会議では、19
>53年のアイゼンハワー大統領の同名の国連演説をきっかけにスタートした原子力平
>和利用とその反面である軍事利用(核兵器、核拡散、核軍縮)問題の過去、現状、将
>来について多角的な視点から活発な議論を行いました。米国以外からの出席は少数で
>したが、小生にとってもいろいろ貴重な勉強の機会となりました。
>
>その後4月14−16日はワシントンで、国防総省(ペンタゴン)、国務省、米議会
>上院スタッフ、原子力規制委員会(NRC)等のほか、若干のシンクタンク等を訪問し、
>それぞれ非公式な意見交換を行いました。ちょうどイラク戦争が事実上終結した直後
>で、今後の核を含む大量破壊兵器問題や、北朝鮮を中心とする北東アジア核問題、さ
>らに日本の核燃料サイクル問題、アジア原子力協力問題等々について幅広い意見交換
>を行うことができました。
>
>続いて、16−17日はニューヨークで、旧友のJ.ネグロポンテ米国連大使、H.ブ
>リックス国連対イラク査察委員会(UNMOVIC)委員長、原口幸一日本国連大使等を個
>別に往訪、上記のような諸問題を含め、いろいろな話題について個人ベースでざっく
>ばらんな意見交換を行いました。
>
>こうした訪米中の見聞につきましては、4月23日(水)午後2−5時、学士会館
>(東京・神田)で開催される「EEE会議参加者第2回非公式会合」において早速ご
>報告申し上げたいと存じます。因みに、右会合への出席のご連絡をまだいただいてい
>ない方々も、会場のスペースに若干余裕があるようですので、ご都合により一部分だ
>けでも結構ですから、是非ご来駕くださいますようお願いいたします。念のために4
>月6日付けのご案内メールを下記に添付しました。
>
>また、訪米中一時休憩しておりましたEEE会議も、準備が整い次第近日中に再開
>したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
>まずは、取り急ぎ帰国ご報告方々右お知らせまで。
>
>草々
>金子熊夫 拝
>
>                   
>********************************************************         
>            
><以下は4月6日付けメールのコピーです。>
>
>さて、「エネルギー環境電子メール会議」、通称「EEE会議」は、足掛け
>3年間、幸い皆様方の熱心なご支援のおかげで比較的順調に進行して参り、
>主宰者としましては深く感謝しております。当初わずか数人で自然発生的に
>始めたものが、いまや日本の指導的地位にある方々や全国各地の各分野の方々
>を含め、およそ500名が参加するユニークなEメール会議に成長いたしました。
>その結果、誠にささやかながら、一定の社会的貢献をなしていると言えるかも
>しれないと密かに愚考している次第です。
>
>ただ、この会議を単なる私的なレベルのものから脱皮して、一層社会に役立つ
>ものに発展させて行くためには今後どういう形で運営するのが最もよいか、
>につきましては、本年年頭から色々ご相談申し上げているところでありまして、
>去る2月7日の第1回非公式会合でも皆様方から大変貴重なご意見やご提案を
>いただきました。そうしたご意見やご注文などを勘案して、その後、少人数の
>有志による作業グループで鋭意具体策の検討を重ねて参りましたところ、この
>ほど1つの素案らしきものをまとめました。
>
>その骨子を予告編的にざっとご披露しますと、(1)今後EEE会議を一層拡充発展
>させるために、緩やかな会員制度を導入して組織化を図る、(2)独自のホーム
>ページを立ち上げ、バックナンバーをすべてデータベース化して、検索可能に
>する、(3)将来的にはこの会議自体をNPO法人化することを目指す、(4)別途
>既存の「エネルギー環境外交研究会」を再開して、特定の重要テーマについて
>一層突っ込んだ研究活動を行い、それに基づいて随時社会的な発信を行うとか、
>その他いろいろな活動を平行して実施する、(5)このために、志を同じくする
>他の民間団体やグループともできるだけ協調して行く、というようなことです。
>
>因みに、ホームページの方は、3月末にやっと基礎工事だけ出来上がりまして、
>できればGW明けくらいにグランド・オープンに漕ぎ着けたいと考えております。
>現在はまだ一部屋だけの掘っ立て小屋という感じですが、一応「プレ・オープン」
>の形で公開しておりますので、お暇な折にちょっと覗いてみてください。HPの
>URLは以下のとおりです。 <http://www.eeecom.jp/>  
><http://www.eeecom.jp>http://www.eeecom.jp
> 
>今後時間をかけて、皆様方のご協力やご助言をいただきながら、漸次内容を充実
>させて行きたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
>
>ところで、こうした事務局の素案(試案)をご説明した上で、皆様方にさらに
>お知恵を拝借したり、ご審議をいただくために、第2回目の非公式会合を下記の
>要領で開催いたしたいと存じます。つきましては、新年度初めで公私共に何かと
>ご多忙中とは存じますが、万障お繰り合わせの上ご来席賜りたく、よろしく
>お願い申し上げます。
>
>日時: 2003年4月23日(水)午後2〜5時
>場所: 学士会館(神田錦町3-28) 302号室 (Tel:3292-5931)
> 
>なお、前回同様、今回もNGO的な集まりで、どこからも財政的支援を受けており
>ませんので、会場借料(コーヒー代を含む)として、1名2,000円をご負担いた
>だきたく、誠に厚かましいお願いですが、予めご諒承ください。
>
>以上
>
>
>
>
>
>

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Shuichi IWATA
QUEST, School of Engineering, The University of Tokyo
7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo, 113-0033 JAPAN
Email : iwata@race.u-tokyo.ac.jp(tentatively).
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