EEE会議(Re:電気料金の国際比較).................................................................2003.8.25.


標記テーマに関し、会員の藤井晴雄氏から次のようなメールをいただきました。ご参
考まで。 --KK

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日本とイタリーの電気料金の国際比較で討論されているので、参考とな
る資料を紹介します。

電気料金の国際比較を行うときに参考となる資料

電気料金の国際比較をなさる時に有用な資料は、海外電力調査会が5年
ごとに出版している「海外諸国の電気事業第1編、第2編」がありま
す。世界各国の電気事業を調査するため、第1編を主要国、第2編を主
要国以外の国に分けています。これらの資料には、電気料金は勿論、政
治、経済、電力設備、電力需要など、国別に分担を決めて世界中の電力
会社から資料を取り寄せ、まとめていますので、一度実物を御覧下さ
い。原産図書室で閲覧とコピー(有料)ができますし、各電力会社には
必ず備えてあります。勿論海外電力調査会の資料室をおいでになれば閲
覧とコピーができます。
インターネットはほんの概要しか掲載されていませんから、「海外諸国
の電気事業」の現物を御覧頂きたく存じます。また「海外諸国の電気事
業統計」も毎年出版していますので非常に参考になります。

5年も古い資料では物足りないを思われる方は、海外電力調査会が毎月
出版している「海外電力」を御覧下さい。最新の情報が出ています。
また原産が出版している「原産まんすりー」も有用な資料です。

これらの資料を活用され、あとはご自分で必要な資料を各国の電力会社
にメール、電話、ファックスなどを利用して問い合わせ、分析されるの
が良いを思います。

専門家が発表しているからと安心して孫引きすると、とんでもない結果
になることが多いものです。それと言うのも専門家も誰かの資料を孫引
きしていることが多いようです。
以上は未熟な私の経験ですから、間違っているかもしれません。

藤井晴雄
2003年8月24日