EEE会議(中学生にエネルギー教育を: 林勉氏のご意見)................................................2003.9.14

 
日本の小、中学、高等学校におけるエネルギー教育の貧しさについては各方面で警鐘が鳴らされておりますが、中々現状の改善には時間がかかるようです。我々としましても、ただ現状を慨嘆するだけでなく、あらゆる機会を捕らえて、こうした学校教育の重要性を訴えるべきですが、今とくに必要なのは、子供たちを教育する教師に対する教育であると思います。次にご紹介する林 勉氏(エネルギー問題に発言する会幹事、EEE会議特別会員)のメールは、その意味で大変参考になると存じます。詳細は添付ファイルでどうぞ。
--KK
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以前に「中学生にきちんちしたエネルギー教育を」と題する、私の小論を提出したとご連絡しておきました。この度、教科書の出版会社「東京書籍」が主催する「東京教育研究所」の情報誌、「学校経営、中学校」の2003年、No.7の「巻頭言」として掲載されましたので、報告します。内容を添付します。
 
この「学校経営」は広く全国の先生方、教育関係者に配布されますので、多くの教育関係者の目に触れる可能性があり、なにがしかのインパクトを与えることができればと思っています。掲載のきっかけは私の大学の友人の親戚の方がこの情報誌のまとめをやっており、巻頭言には毎回産業界での実態に基づく意見を寄せてもらうということで、適任者を探しており、私の友人から打診があり、これに答えたものです。中々エネルギー教育とりわけ原子力のきちんとした教育の必要性をいくら叫んでも、当事者に届かない状況を考えれば、つたない小論ではありますが、このような機会が得られたということはありがたいことだったと感謝しています。
 
         林 勉