EEE会議(第7回講演・研究会のご案内).............................................................031102

会員の皆様へ(
                         2003年11月2日
                         EEE会議代表 金子 熊夫

拝啓
秋冷の候、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。平素当EEE会議に温か
いご支援、ご協力を賜りまして、心から感謝いたしております。

さて、第7回目の定例講演・研究会を下記の要領で開催することとなりました
ので、ご案内申し上げます。

今回は、最近の米国のエネルギー政策、とくに原子力政策について焦点を当て
たいと考えております。ブッシュ政権は、発足以来丸3年、一貫してエネルギー
重視を旗印に掲げ、積極的な政策展開を図ってきましたが、懸案の包括的エネ
ルギー法案は、大統領選挙などの政治的な思惑も絡んで、未だに議会で難航し
ております。温暖化防止問題に関しても、同政権は京都議定書に否定的な姿勢
を崩しておらず、不透明感が払拭されておりません。

その一方で、米国の原子力発電は、かつてない好調さで、きわめて高い稼働率
を維持しており、TMI事故以来途絶えていた新規原発建設の可能性さえ伝えら
れております。しかし、実態はどうなのか、今後の見通しはどうなのか、必ずしも
明確ではありません。また、本年8月にマサチューセッツ工科大学(MIT)が発表
した報告書「原子力の将来」(The Futrue of Nuclear Energy)は、今後の米国の
原子力政策にいかなる影響を与えるのか、という点も関心のあるところです。

そこで、米国の原子力を含むエネルギー政策全般に造詣の深い、第一線の
専門家を講師にお招きして、以上のような問題点について掘り下げたお話を
伺い、その上で、(1)米国の動きは日本の原子力、とくに核燃料サイクル政策
にいかなる影響を持つか、(2)また米国の経験から日本は何を学ぶべきか等々
を巡って、会員の皆様と活発な議論を展開していただきたいと存じます。つき
ましては、ご多忙中ながら万障繰り合わせて多数ご出席下さいますよう、謹ん
でご案内申し上げます。


1.日時: 2003年12月5日(金) 午後2〜4時
2.場所: (財)原子力発電技術機構(NUPEC)   会議室
          港区虎ノ門4-1-8 虎ノ門4丁目MTビル7階
          Tel: 4512-2518
3.講師: 鈴木 達治郎氏 電力中央研究所経済社会研究所上席研究員
                 (前東京大学客員助教授、EEE会議特別会
員)
4.演題: 「最近の米国の原子力政策ーーとくにMIT報告の分析を中心に」


出席ご希望の方は、下記フォーマットにより11月28日(金)までにe-mailで
お申し込み下さい。
また、特別会員以外の方には、参加費として当日2,000円をお支払いいただき
ますので、予めご了承ください。



[以下をcopy & pasteしてkkaneko@eeecom.jp 宛てに送信してください。]
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EEE会議主催第7回講演・研究会(12月5日、講師:鈴木達治郎氏)に出席を
希望します。

ご氏名:.

会員の種類:特別個人会員、特別法人会員、一般会員 (該当しないものを削除)

ご所属・肩書き(前職も適宜):

email address:

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