EEE会議(Re: 拙文ご披露:「サイクル論議、十分に」:豊田正敏氏のコメント)............................03.11.27


昨日、「サイクル論議、十分に」と題する拙文(11/25日付け電気新聞時評欄に掲
載)を高覧に供しましたところ、これに関連して豊田正敏氏から次のようなメールを
いただきました。 同氏が提起された件につきましては、次回(第7回)講演・研究
会(12/5)の席上でいろいろご相談申し上げたいと考えておりますので、ご出席の
方々は予めご検討おきくだされば幸いです。
--KK

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わが国の核燃料サイクル政策は、原子力委員会が状況変化に対応した政策の見直しを
行おうとせず、従来の政
策を固執しつづけている所に混迷の原因があると考える。本EEE会議でも経済性、核
不拡散、環境負荷、資源
の有効活用などの観点から議論が繰り広げられてきているが、すれ違いの議論に終
わっている。徹底した情報
公開の下で、国民的議論によって、今後の核燃料サイクルのあり方を議論することが
緊要の課題となってい
る。
本会議でも、不毛の議論に終わらないためには、今回公表された電事連のバックエン
ド費用の試算結果も参考
に、原子力委員会、電力、福島県知事、学識経験者などの関係者によるパネル・討論
により、問題点の絞込み
を行い、ある程度の一致点を見出し、提言の形にまとめることを考えられたい。以上

          豊田正敏


----- Original Message -----
From: "Kumao KANEKO" <kkaneko@eeecom.jp>
To: <Undisclosed-Recipient:;>
Sent: Wednesday, November 26, 2003 11:20 AM
Subject: EEE会議(拙文ご披露:「サイクル論議、十分に」)