EEE会議(余談:真珠湾攻撃と自衛隊イラク出兵)..........................................................031206


間もなく真珠湾攻撃の62回目の記念日がやってきます。ちなみに、日本時間では
12月8日ですが、米国時間では12月7日です。(ですから、例えば50年前の12

8日にアイゼンハワー大統領が国連総会で歴史的な"Atoms for Peace"演説を行
なったことも、特別の意味はありません。念のため。)

ところで、あの日から62年目の今月、いまや米国の同盟国となった日本では、
いつ自衛隊をイラクに派遣するかで厳しい判断を迫られております。予定通り派遣
されれば、大東亜戦争終了後初めて日本の軍隊が海外の戦闘地域に派遣される
ことになるわけです。

折りしもブッシュ大統領は、毎年恒例の布告文書に今年はさりげなく小さな手直しを
加えたとのことです。

ついでに、近くイラクに派遣される予定の自衛隊員が詠んだという和歌も一首
ご紹介しておきます。ご参考まで。 うたた歴史の因縁を感ぜざるをえません。
--KK

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真珠湾記念日でも対日配慮=布告文書から国名省く−米大統領
 (時事通信、2003年12月6日)

 【ワシントン5日時事】ブッシュ米大統領は5日、太平洋戦争の発端となったハワ
イ・パールハーバー(真珠湾)奇襲攻撃の犠牲者を追悼するため、7日を「真珠湾記
念日」とする毎年恒例の布告文書を発表した。今年の布告文書では攻撃を仕掛けた日
本の国名が初めて省かれており、自衛隊派遣などイラク問題での日本の対応に配慮し
たとみられる。 (熱田利明氏提供)

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<ある自衛隊員の辞世(?)の歌>

  身はたといイラクの野辺に朽ちるとも
    留めおかまし大和魂
 

(注)これはイラクで殉職した日本外交官2名を悼む歌とも思われます。
   詠み人知らず。