EEE会議(Re: ITER誘致問題:立地国の費用負担) ..............................................................................031209


国際熱核融合実験炉(ITER)計画に関する最新情報です。ご参考まで。
--KK

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日本が誘致目指す核融合実験炉、立地国48%費用負担
   (読売新聞、2003年12月9日)

 日本と欧州連合(EU)が誘致を目指している「国際熱核融合実験炉(ITE
R)」について、「建設費の48%を立地国が負担することで関係国が合意した」
と、フランスのクローディ・エニュレ研究・新技術大臣が8日、都内で記者会見して
明らかにした。

 これまでの日本政府の試算額より500億円以上高くなる。建設地は20日にワシ
ントンで開く閣僚級会議で決まる予定で、文部科学省など関係府省は、拠出額の積み
増しを財務省と交渉している。他分野の研究開発を圧迫しかねないだけに、誘致の断
念を求める声が高まることも予想される。

 政府は従来、「国内に建設する場合、最低5000億円かかる建設費のうち約19
00億円(38%)を日本が負担する」との提案を明らかにしていた。負担が48%
になると2400億円となる。

 ◆ITER=1億度を超す高温下で重水素とトリチウムを衝突させてエネルギーを
発生させる核融合の実験施設。日本、EU、ロシアなど七極の国際共同事業で、青森
県六ヶ所村と、南仏カダラッシュが誘致合戦を展開している。総事業費は約1兆30
00億円。

 (提供者: 熱田利明氏)


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From: "Kumao KANEKO" <kkaneko@eeecom.jp>
To: <Undisclosed-Recipient:;>
Sent: Tuesday, December 09, 2003 9:11 AM
Subject: EEE会議(Re: ITER誘致問題) 

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