EEE会議(核・原子力関連の最新情報)..............................................................................031221


核・原子力関連の最新情報をまとめてお届けします。(いずれも熱田利明氏提供)
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◆北朝鮮の核解体、米が支援検討
 (北海道新聞、2003年12月21日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20031221&j=0026&k=200312213439

 【ワシントン20日共同】旧ソ連の戦略核兵器などの解体を支援するため米国が一
九九一年から進めている「ナン・ルーガー計画」が二〇〇四会計年度から、初めて旧
ソ連諸国以外にも適用を拡大し年間五千万ドル(約五十四億円)の予算を計上、北朝
鮮の核計画も解体支援の検討対象となっていることが二十日分かった。複数の議会筋
が明らかにした


◆劣化ウラン線量計を全員携行 北部方面隊が家族説明会
 (北海道新聞、2003年12月21日)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20031221&j=0022&k=200312213429

 陸上自衛隊北部方面隊(総監部・札幌)は二十日、イラク派遣要員候補者八百五十
人の家族に対する説明会を旭川、上富良野など道内各地の駐屯地で始めた。関係者に
よると、家族から劣化ウラン弾による被ばくを心配する質問が出たため、放射線を測
定するために線量計を全員に携帯させ、危険値が出た場所では活動しないことを明ら
かにしたという。派遣に関する説明会は初めて。二十三日までに道内十五カ所の駐屯
地で開催する。


◆<熱核融合実験炉>建設地決定を先送り 閣僚級会合
 (毎日新聞、2003年12月21日)
 http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031221k0000m040105002c.html

 【ワシントン河野俊史】総事業費1兆3000億円の巨大プロジェクト、国際熱核
融合実験炉(ITER)の建設地を決める閣僚級会合が20日午前9時(日本時間2
0日午後11時)、米バージニア州のホテルで開かれたが、青森県六ケ所村を推す日
本と、フランス・カダラッシュを推す欧州連合(EU)が譲らず、建設地決定を来年
1月末まで持ち越した。計画に参加する米国、ロシア、中国、韓国を加えた6カ国・
地域は協議を仕切り直して、建設地の一本化を図ることになる。