050107 新春講演会「原子力産業の将来展望」=02/01=のご案内


新春恒例の「原子力産業の将来展望」と題する特別講演会が来る2月1日(火)都内で開催されます。主催は、昨日ご案内したフランス電力庁(EDF)顧問タンチュリエ氏の緊急講演会(01/19)と同じ日本原子力情報センターで、プログラム等詳細は以下のとおりです。実は、偶々小生も講師陣に名を連ねており、手前味噌の謗りを免れませんが、小生以外の講師は皆一流の専門家であり、唯一人を除いて全員EEE会議の会員であります。その関係もあり、主催者のご好意でEEE会議会員に限り参加費は半額だそうです。ご関心の向きは是非ご出席くださいますよう、ご案内申し上げる次第です。なお、申し込まれる際は、必ず「EEE会議会員」であることを明記してほしいとのことです。
--KK

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1. 主催者による開催の趣旨説明

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
毎年恒例として開催させて頂いております「原子力産業の将来展望」と題します新春特別講演会、本年もまた、新春に相応しく、原子力の将来を展望し、当面する諸課題への取り組み等、大所高所から論じて頂ける原子力界を代表する指導者・論客の方々をお招きして開催させて頂きます。
特に、外交評論家でEEE会議を主宰されておられる金子様には、既に原油の埋蔵量がピークを超えているという説が現実味を増す中、我が国のエネルギー国家戦略は如何にあるべきか、原子力の位置付け、役割等を含めて、あるべき姿を提示して頂きます。また、米国情勢に精通されておられる鈴木様には、ブッシュ再選によって米国のエネルギー政策、原子力政策は今後どのような展開が図られるようとしているのか、京大教授で原子力委員会・長計策定会議委員の山名様には、長計策定会議で最大の論点となった核燃料サイクル政策についての論議のポイントについて、前原子力委員会委員の竹内様には、六ヶ所再処理工場のウラン試験がスタートしたこの機会に、改めて、もんじゅの早期再開と高速増殖炉の実用化、核燃料サイクルのあり方等について論じて頂きます。更に、エネ総研の松井様には、人類究極のエネルギーと言われる水素エネルギー社会構築へ向けた国際的な最新動向と今後の展望について論じて頂くなど、皆様のご関心の高いテーマを網羅して開催させて頂きます。
今年もまた、本講演会が、今後の皆様の事業展開及び活動の貴重な指針の一つとなりますことを確信し、関係各位の積極的なご参加をお勧め申し上げる次第です。


2.プログラム

<新春特別講演会> 『原子力産業の将来展望 』


日時: 平成17年2月1日(火) 
場所: 日本自転車会館3号館(1F)ホール(地下鉄銀座線・南北線「溜池山王駅」下車9番出口徒歩約3分)

10:00     開会の挨拶

10:05    1.日本のエネルギー国家戦略と原子力の役割
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11:10           外交評論家・エネルギー戦略研究会会長     金子 熊夫氏 
(休 憩)               
11:20  2.米国「エネルギー政策委員会」報告書に見る米国のエネルギー戦略
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12:20      財)電力中央研究所 社会経済研究所 上席研究員  鈴木 達治郎氏 

(昼食休憩)
13:10    3.原子力長計「核燃料サイクル政策についての中間取りまとめ案」について
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14:10           京都大学 原子炉実験所 教授     山名  元氏
(休 憩)
14:20    4.高速増殖炉を頂き、核燃料サイクルを進めよう!   |
15:20      東京電力 顧問 前)原子力委員 元)日本原燃且ミ長   竹内 哲夫氏
(休 憩)
15:30     5.水素社会の構築と原子力−最新国際動向と展望
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16:30      財)エネルギー総合工学研究所 研究理事     松井 一秋氏

      


3.参加費:  
     EEE会議会員に限り 15,000円(テキスト、昼食、飲み物、消費税込み)


4.参加申込み要領(申込書) :

         添付ファイルの通り。