ポーランド政府は、最初の原子力発電所を2021年ないし2022年までに運転開始し、
本件に関する公開討論を早急に開始すると発表。ポーランド内閣は2005年1月4日、
2025年までのエネルギー需要に関する暫定政策の一環として、原子力提案を承認。
原子炉の型や基数についての詳細は不明。
「エネルギー源の多様化と温室ガスの放出削減の必要性から…国の電力系に原
子力を導入することは正当…投資期間を考慮に入れ、本件に関する公開討論を早急
に開始することが必要」と政策書は記載。「投資のための準備開始の決定が今日取
られたとしても」、2021年以前に原子力発電所を建設することは「社会的及び技術
的理由から不可能」であることに内閣は同意。「この分野における経験が乏しい」
ポーランドで投資を進めるには10年、公衆の受容を得るためにはさらに5年が必要と
評価。2025年までの5年間に原子力発電所を運転させることが必要とし、「国内総生
産及びエネルギー需要の増大が想定される2025年までに、ポーランドは高度発展国
レベルのエネルギー消費国に近いと予測。