050202 環境保護団体内部の原子力を巡る意見対立が表面化?


最近、海外の環境保護団体(グリーンピースなど)の内部で、温暖化対策として原子力必要論が出始めており、内部分裂のような現象が起こっている模様です(例えば、1/24の電気新聞・時評欄に載った木元教子氏の「ラブロックとエルバラダイ」など参照)。 これに関連して、堀 雅夫氏(特別会員、原子力システム研究懇話会)から次のような興味ある情報を提供していただきました。とくに「Green vs.Green」
では、以上のような環境保護団体内の対立がかなり具体的に指摘されております。ご参考まで。関連情報等をお持ちの方は、ご披露してくだされば幸いです。
--KK

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Wired Magazineの2月号に、Peter Schwartzによる「Nuclear Now!」という記事が出ています。

 "Burning hydrocarbons is a luxury that a planet with 6 billion
energy-hungry
souls can't afford. There's only one sane, practical alternative: nuclear
power."
と言ってます。

Peter Schwartzは、Royal Dutch/Shellで戦略策定のためのシナリオ・プランニング
をしていたFuturologistで、現在 Global Business Networkの会長、「The Art of
the Long View: Paths to Strategic Insight for Yourself and Your Company」
(日本語訳「シナリオ・プランニングの技法」)の著者。

この後についている記事、「Green vs.Green」は環境運動の内部の変化について述べ
ています。

添付の記事全文のファイルは、海外の友人から送られてきたもので、版権がクリアさ
れているか不明です。特定の人に送るのは問題ないと思いますが。

堀 雅夫
Email: mhori@mxb.mesh.ne.jp
Skype: MasaoHori1932
Tel: 070-5583-9549