050227  「原子力シルバー・ボランティア」制度は実現可能か?

 
最近EEE会議の各種講演・研究会やその他色々な場で、定年退職した原子力の専門家、技術者たちを海外(とくに、これから原子力発電を始めようとする国々)へsilver volunteers のような形で派遣したらどうか、というような構想がしばしば提起されております。確かに現状では「宝の持ち腐れ」のようなところがあり、なんとか海外での活用方法を考えるべきではなかろうかと思います。
 
しかし、いままでのところ、いずれも構想倒れに終わっており、実現の見通しが立っているようには見えません。それは何故か、何がこの構想の実現の障害となっているのか、障害を取り除くにはどうすればいいのか等々について、一度しっかり議論をしてみる必要があるのではないでしょうか? そして、もし具体的な打開策がまとまったなら、政策提言(政府向け、企業・団体向け)として世に問うてみたらいかがでしょうか?
 
ということで、このテーマについて自由討論をしてみたいと思いますので、意見や提案のある方は積極的に披露して下さい。EEE会議だけでなく、「エネルギー問題に発言する会」でも大いに議論されたらいかがかと思います。もしすでにどこかで(経済産業省や原子力産業会議、原研、JNCあたりで?)検討済みであれば、その結果などもこの機会に是非ご披露してください。匿名でのメール配信もお受けします(その場合は、メールの冒頭か末尾にその旨明記しておいて下さい)。
 
--KK