先日のメール(2/25)でお伝えしたように、アナン国連事務総長が先週、国連軍縮諮問委員会で、NPT体制の強化を訴えるスピーチを行ないましたが、このスピーチを受けて、国連本部でも、エルバラダイＩＡＥＡ事務局長構想に呼応した「勧告」を提出する動きがあるようです。ご参考まで。（情報提供：　シグナスＸ－１氏）

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核不拡散の強化策提示へ　国連事務総長勧告で

　【ニューヨーク２日共同】国連の阿部信泰事務次長（軍縮担当、日本外務省から出向）は１日、共同通信に対して、アナン事務総長が今月発表する国連改革の「勧告」で、非核保有国によるウラン濃縮・再処理施設の建設凍結など「核不拡散に向けた強化策を加盟国に示す」との見通しを明らかにした。
　事務次長は同時に（１）核兵器の原料となる高濃縮ウランやプルトニウムの国際管理（２）核拡散防止条約（ＮＰＴ）脱退の防止強化（３）抜き打ち査察を可能にするＮＰＴ追加議定書の義務化（４）安全保障理事会による違反国への断固とした措置－なども「『勧告』に盛り込まれると思う」と述べた。（共同通信） - 3月2日15時58分更新

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