皆様
 
一昨日お届けした標記提言案(たたき台)に関し、田中義具氏(元軍縮代表部大使)から次のようなコメントをいただきました。ご参考まで。さらなるコメントや修正提案を歓迎いたします。「匿名希望」でも結構です。
--KK
 
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非常に迫力のある提言になっていて、基本的に賛成です。2,3のコメントは次の通りです。
 
1.日本の核軍縮の立場を総論賛成、各論反対的というのは少し強すぎて、「各論不在のような」ぐらいでどうですか。
 
2.インドがNPTを拒否している最大の理由は、イデオロギーではなく、自国の安全保障上の考慮ではないでしょうか。
 
3.日本がインドとベトナムに求める条件にはCTBTへの態度(インドへは署名、ベトナムへは批准)も加えるべきではないでしょうか。
 
                田中義具

 
 
----- Original Message -----
From: Kumao KANEKO
Sent: Wednesday, March 16, 2005 7:16 PM
Subject: EEE会議 原子力国際戦略研究会の提言案(たたき台)について:  コメントのお願い

皆様
 
当EEE会議では、先般来「原子力国際戦略研究会」において、我が国の核不拡散政策と原子力平和利用外交に関する問題点を洗い出し、その一端を政策提言として取り纏め、公表しようという動きになっております。先日(3/9) の会合で、小生自身がその提言案(たたき台)を書くことになっていましたので、若干拙速ですが、一案を書いてみました。今後標記研究会でこれをべースにさらに議論を深めて行きたいと考えております。
 
つきましては、この提言案(たたき台)に関してコメントや感想のある方は、どのようなものでも結構ですから、どしどしお寄せ下さい。具体的な修正提案等はなるべく原案に赤字で書き込んで送って下れば幸いです。
 
なお、標記研究会の議事メモ(松永一郎・小川博巳氏担当)は別途取り纏め中で、近日中にお目にかける予定です。
 
金子拝