050423   「エネルギーの国家戦略を考える」: 十市 勉氏の意見
 
昨日(4月22日)の夜、NHK教育テレビの「視点・論点」で、十市 勉氏(日本エネルギー経済研究所 常務理事、EEE会議会員)が「エネルギーの国家戦略を考える」と題してお話になったようです。小生自身はうっかりして見逃してしまいましたが、重要な内容であったようなので、同氏にお願いして、その時の原稿を送っていただきました。(添付ファイルご参照)
 
同氏には、昨年8月経団連会館で開催したEEE会議主催の緊急シンポジウム「エネルギー国家戦略と原子力:日本の選択」でも基調講演をしていただきましたが、そのときの同じように、昨日も、日本のエネルギー国家戦略を策定するためにハイレベルの「エネルギー戦略会議」を設置せよ、という提案をされた由。その部分だけを以下に抜粋しておきます。
 
 
現在の縦割り行政の下では、総合的、長期的なエネルギーの国家戦略を立て、実施する体制が十分に整っていません。このような現状を打破するには、総理主導の下に、例えば「エネルギー戦略会議」を設置して、省庁の壁や利害を超えて総合的な国家戦略を立て、実行に移せる体制を早急に作る必要があると思います
 
 
以上、ご参考まで。
--KK