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  EEE会議とは?    


   
「エネルギー環境Eメール会議」の略です。
            Energy =エネルギー     
               Environment =環境

       
E-mail =電子メール


<EEE会議の狙い>

一言でいえば、Eメールを通じて、日本や世界のエネルギー問題、原子力問題、核(軍縮)問題、地球環境問題などについて市民の立場で自由に意見交換や議論を行うのが目的です。

これら一連の問題の中で、現在はとくに原子力問題に力を入れています。天然のエネルギー資源に恵まれない日本にとって、準国産エネルギーともいうべき原子力は、きわめて重要なエネルギーで、現在国の総電力量の35%を占めています。21世紀の激動する国際状況の中で、エネルギー安定供給を確保しつつ、地球温暖化防止を図るためには、今後原子力が果たすべき役割は増えこそすれ、減ることはないでしょう。もちろん、再生可能な自然エネルギーや水素エネルギー(燃料電池)などの開発促進も大事ですが、残念ながら、予見し得る将来あまり多くを期待することはできません。

ところが、その肝心の原子力も、ここ数年来のいろいろな事故、トラブル、不祥事などの影響で、国民の厳しい批判に晒され、伸び悩んでいます。確かに原子力には、他のエネルギーに見られない技術的な問題が多々あり、これらの解決のためには、国民の幅広い理解と支持を必要とします。そして、そのためには、積極的な情報公開とオープンな議論により国民の信頼を取り戻すほかありません。

ところが、「和を以って貴しと為す」と唱えた聖徳太子以来の伝統のせいか、日本という社会には、色々な利害やしがらみ、あるいはタブーがあって、なかなかホンネの議論が行われにくい雰囲気があります。このままではいつまでたっても現在の閉塞状況から抜け出すことは出来ません。いまこそ、日本の将来を憂うる人々は立ち上がって、勇気をもって自らの考えを表明し、諸問題の解決に力を合わせるべき時です。

<EEE会議の仕組み>


EEE会議はまさに、そのような目的意識を持った人々が自由でオープンな議論を行うための場として設けられたものです。EEE会議の具体的な内容や運営方法などについては、次のページ(EEE会議とは?EEE会議の運営方法とルール)で詳しく説明してありますので、どうぞじっくりご覧下さい。

もちろん、ただ内輪で議論しているだけではダメで、時には具体的な行動を起こす必要もあります。このためにEEE会議では、Eメールでの議論や情報交換のほかに、随時国内の第一級の専門家やトップの政策担当者を講師に招いて研究会や講演会を開いたり、外国の専門家たちと国際会議やシンポジウムを開催したり、また志を同じくする他の官民の諸団体ともできる限り協力するなどの方法で、社会的なメッセージ(政策提言)を発出し、世論を喚起し、国民的合意の形成に貢献したいと考えております。


なお、このたびEEE会議は、一層の発展を期して、新たに会員制を導入しました。会員には色々な特典が用意されています。詳しいことは次のページ(会員制度の概要とご入会方法)をご覧下さい。パソコンでEメールができる方なら誰でも参加できます。この機会に、一人でも多くの方々がEEE会議の会員となって、ご一緒に議論したり、活動して下さいますよう切にお願い申し上げます。

もし当EEE会議について何か不審な点などがあれば、いつでも気軽に下記へEメールでご連絡ください。

   EEE会議代表(主宰者) 金子熊夫             
     kaneko@eeecom.jp
             
         
                    
                             (2003年7月記載)



**************(以下は旧版です。ご参考まで)**************

EEE会議とは?

「エネルギー環境Eメール
Energy & Environment E-mail)会議」の略です。

すでに3年近く続いており、現在全国で約500名の方々がこの会議に参加しています。その中には、政界、官界、学界、経済界、マスコミ等々の第一線で活躍中の方々も多数含まれていますが、全員純粋に個人の資格での参加です。

このほか、すでに会社などを退職された方々とか、北海道から九州まで全国各地の各分野の方々や学校の先生方なども幅広く参加しています。

こうした方々が、毎日のように頻繁にEメールで意見や情報を交換しながら、エネルギーと地球環境を守るための方法や政策について活発な議論を重ねているわけです。

最近しばしば会議で取り上げられるテーマは、
日本のエネルギー安全保障政策、核燃料サイクル問題(再処理、プルトニウム、プルサーマル、中間貯蔵など)、「もんじゅ」判決、電力自由化、地球環境と温暖化、中東の石油市場、新エネルギー開発、水素エネルギー(燃料電池)、エネルギー環境教育、イラクや北朝鮮の核開発問題、「日本核武装論」、アジア原子力地域協力、「アジアトム構想」、国際原子力機関、核査察(保障措置)などきわめて多岐にわたっています。

これらはいずれも大変複雑で微妙な問題ですが、できるだけタテマエ論を排してホンネで議論するために、匿名での発言も少なくありません(このため、参加者の名簿は原則として不公表)。

今までにEEE会議でやり取りされたメールのバックナンバーはすべてデータベース化されており、このホームページでご自由に閲覧、検索できます(2001, 2002年分は未掲載)。

EEE会議のもっと詳しいことについては、このホームページの他の項目をご覧下さい。
本会議についてのお問い合わせは、下記へEメールでどうぞ。その際、お差し支えなければ、氏名、年齢、職業(肩書き)、住所を付記してください。

              kaneko@eeecom.jp
                                                
(2003年 4月 5日記載)

 
<お断り>          
                        
                   
EEE会議では、色々な事情により、新たに会員制度を導入し、Eメールや重要なお知らせは、会員だけにお送りすることになりました。 Eメールのバックナンバーも会員のみ閲覧可能となります。目下過渡期で、自由に閲覧できますが、来る8月10日から全面的に新制度に切り替わりますので、予めご了承ください。この機会に、是非会員として入会されるようお願いいたします。新会員制度と入会申し込み方法は、次のページへ。

                                         (
                                                             (2003.7.29追記)

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