ご無沙汰しています。

ウラン購入の話もそうですが、最近ワシントンで議論が沸騰しているのは
いっこうに見つからない大量破壊兵器の件です。この件と、平均すれば
毎日１人ずつ死者が出ているイラク駐留米軍兵士の問題とが相俟って、
イラク問題に対する懐疑論が出始めています。

世論調査でも、戦後直後は、大量破壊兵器があるかないかに拘わらず、
イラクへの侵攻は正しかった、とする意見が多数を占めましたが、最新の
調査ではブッシュ大統領への支持が落ちてきているとの結果も報告されて
います。

米国では、既に時期大統領選への序曲が始まっていますが、こうした世論の
動きを民主党が捉え、ブッシュ政権の批判に利用していることも事態の
広がりを促しています。

ところで、こうした動きを反映してか、面白い話が舞い込みました。
google というサーチエンジンはご存じかと思いますが、それを使って
「大量破壊兵器」を検索するとjokeが出てきます。

勿論誰かが意図的に改ざんしたのでしょうから、そのうち消される運命に
あるのでしょうが、今のところそのままになっています。

その出し方は以下の通りです。
（１）www.google.com で開く
（２）weapons of mass destruction を検索する
（３）その時に、Enter 或いは search ボタンを押すのではなく、
　　“I am lucky”ボタンを押す
（４）一見“error”表示が出ますが、その中身が joke　になって
　　　いますので、良くお読み下さい

一度暇つぶしに試されてみてはいかがでしょうか。

荒井　隆男
東京電力ワシントン事務所